オフィス移転のプロジェクトの振り返り。新オフィスに込めた想いとは

ハイリンクブログを見ていただき、ありがとうございます!ハイリンクライターのHitomiです。 今年(2023年)1月16日にハイリンクは拠点を汐留に移し、新たなスタートを切りました!移転先のオフィス情報はぜひこちらをご覧ください。

移転するに当たり、より素敵なオフィスを実現したいと移転プロジェクトが立ち上げられ、今年(2023年)1月無事移転することが出来ました。 その移転プロジェクトを牽引してきたプロジェクトリーダーのkonishi sanにプロジェクトの裏話など根掘り葉掘り聞いています!ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

移転プロジェクトを終えて思うこと

– 移転して2週間ほど経ちましたね。新オフィスで働き始めての率直な気持ちを教えてください。

まずはひと安心といった気持ちです。 移転前から「きっとみんな、満足してくれるだろう」という自信はあったのですが、「イメージと違う」と思われたりしないかなど、不安がよぎる瞬間もありました。ですが、新しいオフィスで楽しそうに働いている皆の姿をみて、率直に「良かったな」と感じています。

 

コンセプトは「個とチームの居場所作りーオフィスに来れば、なんとかなるー」

今回の移転に当たり、社を挙げての移転プロジェクトが立ち上げられましたね。メンバーはどのように選抜されたのでしょうか。

「主体性を持って動いてほしい、多様なメンバーに関わってほしい」という代表のnanki sanの思いから、メンバーは公募しました。結果的には、プロジェクトへの参加を希望した人数がたまたま適正人数だったこともあり、希望したメンバー全員がプロジェクトメンバーになりました。僕は公募があった当初から積極的に関わるように決めていたため、いち早く手を挙げて1人目のメンバーとなり、立候補してリーダーにもなりました。

なぜ積極的に関わるように決めていたかというと、移転プロジェクトの話がある少し前に、前職とハイリンクとのカルチャーの違いに悩んでいたことがきっかけです。 前職は、化粧品会社で言葉を多く交わさずとも相手の感情を読み取ることが求められる環境でした。一方でハイリンクは論理的に言語化して相手に伝えることが求められる環境なので、前職での環境とは対極にあり、コミュニケーションのとり方に課題を感じていました。その悩みを同僚に相談したことがあるのですが、話をするうちに自分が実現したいことや解決したい課題が明確になっていき、自分がこの課題解決に貢献できるイメージも湧いてきました。
「この課題を解決すれば、ハイリンクはさらに良くなる」と考え、移転プロジェクトを通じて実現しようと考えたのです。

 

このような経緯があったこともあり、新オフィスのコンセプト**「個とチームの居場所作りーオフィスに来れば、なんとかなるー」**はすぐに決まりました。 このコンセプトには、「活発なコミュニケーションが、目標達成や課題解決の糸口になる。また、もし何かに悩んだとしても、寄り添ってくれるメンバーがたくさんいることに気づいてほしい」という思いが込められています。

オフィスは仕事を通じて自分のやりたいことを実現したり、会社のミッション実現に貢献したりと、基本的にはやりがいを感じられるポジティブな場です。ただ、時にはもちろん大変なことや辛いこと、落ち込むこともあると思います。そんな時でもオフィスのデザインを工夫することで、メンバーがメンバーに寄り添う瞬間が増え、「また頑張ろう」という気持ちを醸成することに繋がると考えました。

目指すは“最良のアプトプット”

– 新オフィスへのコンセプトには、強い思いが込められているのですね!プロジェクト自体はどのくらいの期間行ったのでしょうか。

昨年(2022年)10月後半に話があり、約2.5ヶ月で行いました。 本来ならば移転作業は1年以上かけてもおかしくないので、イレギュラー対応でしたね(笑) 裏話をいうと、実は南木さんから当初「年内(2022年12月まで)に引っ越したい」という希望もありました。ただ移転作業から逆算すると、さすがに約2ヶ月は難しいという話になり、希望より少し期間を伸ばして移転したという流れです。それでもかなりタイトなスケジュールでしたので、プロジェクトメンバーが先頭に立ってスピーディーに取り組みました。

週に1回プロジェクトメンバーとコミュニケーションを取り、あとはSlackやNotionを使いながら情報共有や意思決定を繰り返した形です。スピードを優先してテキストコミュニケーションを中心にプロジェクトを進めたため、すれ違いが起こって苦労する瞬間もありました。その時は、プロジェクトメンバーで同期のmihara sanに相談し、解決策を一緒に考えてくれるメンバーがいたことは心強かったです。

 

– 仲間の存在って大きいですね。ハイリンクならではの良さを実感された瞬間はどのような時でしたか。

プロジェクトメンバー全員が過去一度もオフィスを創った経験がなく、全てが手探りだったため、リーダーとしても「このタイミングで何を決めるのが良いのか」を悩んだ瞬間が何度もありました。自分だけで抱え込んでも良くないとメンバーに相談したところ、次々と意見を出してくれたのは嬉しかったですね。全体を振り返っても、最後まで発言しづらい瞬間や相談しづらい空気というのは一切なく、メンバー全員が活発にコミュニケーションをとっていたと思います。

これは全社的な特徴の1つでもある「目的のために、最良のアプトプットをしよう」という意識があるからだと感じます。全ての考えや発言がゴール達成に向かって建設的な議論ができるので、自分の伝えたいことをただ伝えて発散するだけになってしまったり、相手を下げて自分を上げるという保身的なコミュニケーションが発生することもありませんでしたね。

 

また、協力する姿勢が強いのもハイリンクのよさであるとも感じています。 いざ引っ越しをする際、荷物の梱包をしなければなりませんが、ハイリンクでは荷物の7割が香水でした。約1,600本の香水を割れないように梱包するのは、時間もかかり大変なことが想像出来ていました。

プロジェクトメンバーのみで対応することは到底難しいと考え、以前イベントで使うために香水を運び出す作業をしたことのあるフレグランスアドバイザーのみなさんに、事前準備から梱包まで全面的に協力してもらいました。また、香水梱包のお手伝いの呼びかけを全社に向けて行ったところ、梱包予定の日時にどうしても外せないスケジュールがある方以外は自主的に積極的に梱包に参加してくれました。
そのため、元々は
1日3時間で4日間かかると想定していましたが、実際には半分以下の時間で終わることが出来ました。協力する姿勢、そして個々がオーナーシップも持って取り組めたからだと思っています。

新オフィスのおすすめエリア

– 多くのメンバーの力で創られたオフィスなのですね。 色々な思いが詰まった新オフィス、小西さんのお気に入りの場所を教えていただけますか。

どの場所もコンセプトに沿った思いを持って創りましたが、特に気に入っているのは、会議室の3つのうちの1つ「ジンジャー」です。

会議室の3部屋中の1部屋は、意図的に変化球なものを創りたいと考えていました。なので、どの会議室にも香りの名前をつけているのですが、ジンジャーは名前にも工夫をしています。ジンジャーは、英語で書くとGingerをイメージすると思うのですが、この部屋はZのZingerです。 Zingerには「あっと驚くようなこと」「元気いっぱいな人」の意味があり、「この部屋に来れば、あっと驚くようなアイデアが出る」、「悩みがあっても、話したら元気になる」といった思いが込められています。

 

その思いの実現の為に、部屋の中にも工夫をしています。 詳しくは、【祝・移転】新オフィスツアーの記事をご覧ください。

小西さんから最後にメッセージ

– 最後に、この記事を読んでくださったみなさんへメッセージをお願いします!

ハイリンクはオープンで透明性の高いコミュニケーションをとるカルチャーの会社です。そしてそのいいカルチャーをさらに増幅できる装置として、汐留オフィスを創ることができたと自信をもって言えます。

これから応募しようと考えている方はぜひカジュアルにコンタクトをとっていただき、私たちとのやり取りの中で、そのカルチャーを実感を持って知っていただきたいです。また、現在選考に進んでいる方はぜひ汐留オフィスにも遊びに来ていただき、カルチャーを体現しているオフィスの魅力も味わっていただきたいと思っています。

「馴染めるかな…。緊張するかも…。」と不安な気持ちもあるかもしれません。

ですが、大丈夫です!

自分らしく、気持ちよく働ける環境がここにはあります!

みなさんに汐留オフィスでお会いできるのを楽しみにしています!

 

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プロフィール

小西 彰仁

大学卒業後、複数の化粧品業界で主に営業やマーケティングを約10年経験。前職のプレミアアンチエイジング株式会社では、データ分析・事業推進に必要な業務改善業務を経て、オーガニックコスメの新規ブランド立ち上げにも従事。

2021年6月から現職。経営企画を経てプロダクトマネージャーとして、カラリアのユーザー体験の磨き上げに奮闘している。