今年の2023年1月に汐留オフィスに移転し、あれから約1ヶ月が経ちました。
オフィス移転を経て、起きた変化や現在感じていること、汐留オフィスに対する思いなどを代表のnanki sanに伺います。
オフィスでは“わくわく”と活発なコミュニケーションが増加中!
-新オフィスに引っ越しにして約1ヶ月。新しいオフィスで働いてみて率直な思いを教えてください。
まず個人の率直な感想として、とても快適です。
以前のオフィスだと、執務室で働いている際に、フリースペースで休憩しているメンバーや打ち合わせしているメンバーの声が少し聞こえてくるのが気になっていました。今回のオフィスでは、それぞれのエリアが広く距離が保てているため、お互いの声があまり気にならず、仕事によりいっそう集中できる環境になったと思います。
移転計画当初に実現したいポイント2点を移転プロジェクトのメンバーに伝えていました。
1つ目は「ミッション・ビジョン・バリューでも大切にしている“わくわく”が表現出来ていること」。2つ目は「メンバー同士の自然なコミュニケーションが発生しやすく、偶発的で非連続的な会社の成長に対するアクションが生まれ続ける空間にすること」です。
感覚値ですが、全体的にメンバーの出社頻度も増えたと感じています。そして普段コミュニケーションをあまりとらないメンバー同士が、今回新しく創ったフリースペースのハイテーブルなどで、自然に、かつ活き活きと会話をしてる姿を見て、実現したかったポイントをしっかり表現できた素敵なオフィスだと思います。
移転した背景と移転プロジェクトへの思い
-たしかに、新しいオフィスで、みなさん楽しそうに仕事をされていますよね。そもそもなぜ、移転をしようと考えたのでしょうか。
1番は、人数に対してのスペースの問題です。
現在、社員とインターン生、業務委託の方を合わせると104名在籍しています。出社とリモートを自由に選択できる働き方のカルチャーであるため、以前の神田オフィスでも執務室の席が足りないという現象はありませんでした。またハイリンクは労働集約型のビジネスモデルではないので、今後の採用計画としても一気に1年間で30〜50人増やすことは考えていません。
その中でなぜ移転を決めたかというと、以前の神田オフィスは会議室が1つしかなかったため、打ち合わせのほとんどがフリースペースで行われていました。全体ミーティングであれば問題ないのですが、個室ではないと話しにくい1on1や外部の方との打ち合わせもあるため、複数の会議室がどうしても必要でした。 また、事業拡大に伴い会社が急成長していることから、 年間で50人とはいかずとも社員は採用していく計画であるため近い未来にオフィスが手狭になることが予想され、移転することを決めました。
-その移転のために立ち上げられた移転プロジェクトは、南木さんの思いからスタートしたそうですね。なぜ公募でメンバーを集めようと考えたのでしょうか。
理由はいくつかありますが、1つはメンバーに頼れるところは頼ろうと考えたことです。 引っ越しの規模も大きく、多くの時間も使わないといけないということは想像ができました。私自身は代表の仕事に集中し、信頼できるメンバーに任せた方が上手くいくと思ったのです。
もう1点は、移転自体大きなイベントと捉えていたので「自分たちが主体となってオフィスを創る」という経験は、帰属意識がさらに高まり、社内のモメンタム(勢い)に繋がると考えました。
プロジェクトが進んでいく中で、オーナーとして最終的な承認や予算決めは行いましたが、その他の様々な選択はプロジェクトメンバー主導で進めてもらいました。全てにおいてトップダウンという方法もありますが、ハイリンクはみんなの“わくわく”を大事にする文化であり、メンバーが“わくわく”を大事に主体的に動くような組織こそが強いと考えているためです。
プロジェクトメンバー構成についてですが、参加してくれそうだと思っていたメンバーが立候補してくれましたが、意外なメンバーも手を上げてくれて、色々なメンバーに参加してもらいたい気持ちが強かったので嬉しかったですね。 結果、メンバーひとり一人が自分ごととして捉えてくれたからこそ、ハイリンクらしさが感じられるオフィスになったと感じています。
共感が巻き起こるオフィスで描く未来
-その汐留オフィスを実際に移転して、現在どんな変化を感じていますか。
さまざまな場所で議論や話し合いが行われ、コミュニケーションがさらに活発になったと感じています。
実は部屋の構成だけではなく、家具にもそのような場が生まれるための工夫をしています。フリースペースの家具は全て移動式のアジャイル家具を採用し、ホワイトボードも簡単に動かせるものにしました。 自分たちの好きなように机や椅子、ホワイトボードを配置でき、自由にミーティングをしている姿をみていると、海外ベンチャーのような雰囲気も感じられて密かに良い光景だなと満足しています(笑)
また、汐留オフィスになってから執務室の壁には、ディスプレイを設置しています。 このディプレイには、カラリアの会員数の推移やその他の重要指標などが常に表示されています。
例えば、有名なインフルエンサーさんにカラリアを取り上げていただいたとき、会員数の数値が勢いよく上がるんですよね。その様子をリアルタイムで確認することができ、さらにオフィスのみんなとその場で共有ができるので、「おぉ!」と歓声が上がりみんなで一緒に盛り上がることもあります!その場で共有することによって共感が生まれ、「よし!また頑張るぞ!」というポジティブなエネルギーになっているのを感じています。
今後、汐留オフィスではさらに新しいことが生まれていきそうですね。今後ハイリンクではどのような未来を描いていますか。
現在カラリアは50万人以上の方に会員になっていただき、多くの方に香りを楽しんでいただけるサービスになってきていると感じています。 香水をフックに、香り領域でさらなる展開を予定しているカラリアというサービスで、今後も社会により価値を届けていきたいと考えています。
また汐留オフィスに移転し、よりコミュニケーションが生まれやすくなったからこそ、次の3年後、5年後を見据えて、メンバーのアイディアや意見を取り入れながら、非連続な成長を定期的にガツンと出来る7期にしたいと思っています。
南木代表から最後にメッセージ
-最後に一言お願いします。
カラリアによる事業拡大、そして今後はユーザーさまから得てきた香りのデータや知見も活用し、世の中に対してさらなる価値を提供出来るような動きをしていこうと考えています。
現在ハイリンクは、スタートアップの中でもある程度の事業規模まで伸ばせてきたからこそ、より大きなインパクトを出せる面白いフェーズに入ってきています。
オフィスも綺麗になりたてですので、ぜひ一度足を運んでその空気を感じていただきたいです。少しでもご興味をお持ちいただ方のご応募をお待ちしています!
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◆プロフィール
南木 将宏(なんき まさひろ) 代表取締役 / CEO
早稲田大学創造理工学部経営システム工学科2019年卒。大学在学中にビジネスに興味を持ち、ベンチャー企業2社のインターンを経験。 2017年6月に株式会社High Linkを創業し、香りを楽しむ原体験から2019年1月より「カラリア」を運営。グローバルで大きなインパクトを与えられる事業を生み出し続けられる企業を目指している。